空き家のネズミって何するの?ネズミの被害と対策編
こんにちは~!空き家レスキュー119番です!
今回は前回に引き続き…
ネズミの被害と対策編です。
空き家の放置は様々な問題を生み出しますが、その中であげられるのがネズミの被害です。
ネズミは増えやすく、いたるところをかじったり、衛生環境を悪化させるなどの被害を家に与えてしまいます。
今回はネズミによって引き起こされる被害とネズミの対策について、ご紹介していきましょう。
目次
ネズミによって引き起こされる被害

空き家は人が出入りする事が滅多にないため、ネズミの発見が遅れてしまう可能性があります。
建築物・家具の破損
ネズミは、一生伸び続ける歯を削るために固い物をかじります。
柱・ガス管・電気配線など、家にあるものはほとんどかじられてしまうので、家内環境の悪化に繋がりかねません。
特に電気配線はかじられてしまうと電気ショート*¹を引き起こし大変危険です!
*¹コードやケーブルに大電流が流れ、火花が発生する現象。
火災
前述の通り、ネズミは電気配線をかじって破損させてしまいます。
この破損した電気コードが電気ショートを引き起こし、コード自体が燃えたり、ほこりが燃えるなどして火災が発生します。
衛生環境の悪化
ネズミは数多くのダニ・ノミ・病原菌を保有しており、食中毒を引き起こすサルモネラ菌や発熱・関節痛・頭痛を引き起こす鼠咬症(そこうしょう)など、人間の健康を害するものも少なくありません。
空き家に食べ物があれば、食べられてしまう被害も考えられるでしょう。
また、糞尿や死骸による悪臭が衛生環境の悪化・不快感を生じ、空き家の資産価値そのものを下げる可能性があります。
ネズミの被害を防ぐために

ネズミの被害を防ぐ事は衛生環境改善や資産価値の維持にも繋がります。
食料を与えない
ネズミのエサになりそうなものは、ネズミが入れないところへしまっておきましょう。
巣の材料になるものは置かない
紙類・布類・ビニール類などは、巣の材料となってしまうのでできるだけ片づけておくのが望ましいです。
侵入口を塞ぐ
ネズミは外壁の割れ目や換気扇など、家に穴があれば侵入可能となります。
そのため、ネズミが侵入できそうな場所に金網や嫌がる成分を配合した網などを取り付けることによって、ネズミの侵入を防ぐことができます。
忌避剤を使用する
忌避剤は、ネズミにとって嫌な成分を通路に塗布したり、煙を巻くなどして家から追い払う物です。
薬剤の他にも、超音波や電磁波を出して、ネズミを寄せ付けない装置もあります。
追い払った後は侵入口を塞ぎ、再び侵入できないように対策しましょう。
殺鼠剤を使用する
殺鼠剤(さっそざい)はいわゆる毒餌で、何度か餌を食べさせて毒を蓄積させて駆除する蓄積毒と、早くて1回食べさせるだけで毒の効果を発揮する急性毒があります。
蓄積毒はじわじわとネズミを弱らせるため、効果が出るまで時間はかかりますが、警戒されにくいのが利点です。
急性毒は強力な毒によって食べたネズミをすぐに駆除できますが、周りのネズミが警戒してしまう特徴があります。
前述の通りネズミは警戒心が強いため毒餌を食べるには時間がかかります。
なので置いたその日に効果が出る、という期待はせず、根気よく置き続けましょう。
また、蓄積毒の場合は毒餌がなくなれば追加し、完全にネズミがいなくなるまで追加していくのが望ましいです。
ちなみに秋・冬はネズミの食欲が増すため、毒餌の食いつきがよくなる可能性があります。
粘着シートを使用する
粘着シートはシートの上に乗ったネズミを動けなくすることで捕獲する装置です。
ネズミの通り道(主に隅)を隙間なく設置しましょう。
ネズミは足が水や油で汚れていて粘着効果が低下することがありますので、新聞紙の上にシートを設置すると粘着力の低下を抑えることができます。
なお、粘着シートは殺鼠剤と一緒に使用すると更に有効です。
駆除する際の注意点 ネズミの死骸を発見した場合は直接手で触れず、マスク・手袋を着用した上で処理を行いましょう。 死骸の周囲にダニやノミ・病原菌が散らばっている事もありますので衛生面からも殺虫剤や消毒剤があると便利です。
空き家に関するお困りごとは空き家レスキュー119番にお任せ!
今回はネズミによって引き起こされる被害とネズミの対策についてご紹介しました。
ネズミは家や人に深刻な被害を与えてしまい、空き家に住み着いてしまった場合は資産価値低下に繋がりかねません。
ネズミの繁殖スピードはものすごく速いので、ネズミを発見次第、早急な対応が望ましいです。
弊社では「便利屋事業部」があり、そちらからネズミ駆除のご依頼を受け付けておりますので是非、ご活用ください。
空き家レスキュー119番では空き家の活用・管理・解体など、空き家に関する様々なお困りごとを解決いたします。
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