空き家活用の1つ、「売却」について。
こんにちは~!空き家レスキュー119番です!
空き家活用の1つに「売却」があります。
今回は空き家の売却と2つの売却方法についてご紹介していきたいと思います。
目次
1.空き家の売却とは?
売却とは、空き家を売り出す事で空き家を手放し、利益を得る方法です。
まずは「解体して更地の状態で売却」か「解体せずにそのままの状態で売却」に分かれます。
更地として売り出す場合は解体費や固定資産税・都市計画税の増加といった懸念材料がありますが、そのまま空き家の状態で売り出す場合は解体費も税金の増加もなく売却することができます。
ですが、そのままの状態で売る場合、築年数がかなり経った家では買い手がつきにくいというデメリットもあり、そういった点では更地で売りに出す方が売れやすい可能性があります。
更地で売却する際のメリット
●古くて売りづらくなった家よりも売却しやすくなる。
●空き家を維持・管理する必要がなくなる。
更地で売却する際のデメリット
●解体費が必要になる。
●固定資産税と都市計画税が軽減されなくなる。(売却活動が長引く時に不利)
そのままの状態で売却する際のメリット
●解体費が不要となる。
●固定資産税と都市計画税が軽減される。
●買主に暮らしのイメージをより正確に与えられる。
そのままの状態で売却する際のデメリット
●買主が決まるまでの間、空き家を維持・管理しなければならない。
●古い家や、欠陥が目立つ家だと買主が現れない可能性がある。
●家に欠陥などがあった場合、契約不適合責任を問われる可能性がある。
このように、更地とそのままの状態とでは、得られるメリットとデメリットが異なります。
そして、空き家をそのままの状態で売却する際は更に枝分かれして、「古家付土地として売却」と「中古一戸建てとして売却」に分けられますので次にこの2つの売却方法をご紹介していきたいと思います。
2.2つの売却方法 古家付土地と中古一戸建て
上述の通り、空き家を売却する際は「古家付土地として売却」と「中古一戸建てとして売却」に分けられます。
古家付土地は、土地がメインで家がおまけという扱いになり、買主を募集する際も「土地 現状:古家有り」と表記されているのが特徴です。
一般的に古家は築20年以上経過している家に対して呼ばれる事が多く、木造住宅の耐用年数(22年)を過ぎているなどの理由から、資産価値がほとんどありません。
なので、築20年以上経過した空き家は古家付土地で売却する方が比較的買い手が見つかりやすい傾向があります。
中古一戸建ては、中古住宅として売り出すことになります。
こちらは築年数があまり経っておらず、居住しても問題がない場合に利用されることが多いです。
中古一戸建てのメリットは高く売れることですが、築年数が20年を超えていたり、状態が悪かったりすると買い手がつきにくい可能性があります。
また、家に欠陥があった場合、買主から補償を求められる事がある*¹ので、売却する前に家の欠陥がないか調査する必要があります。
*¹契約不適合責任と呼ばれます。
古家付土地で売却する際のメリット
●土地として売却するので家に欠陥があったとしても、契約不適合責任に問われにくくなる。
●古家のリフォームを目的とした買主の目に留まりやすい。
古家付土地で売却する際のデメリット
●古家が不要な買主から解体費分の値引きを求められることがある。
●売却額が安い。
中古一戸建てで売却する際のメリット
●高く売れる。
中古一戸建てで売却する際のデメリット
●契約不適合責任を問われる可能性がある。
3.どの方法で売るかは周りの環境に合わせて
今回は3つの売却方法についてご紹介させていただきました。
土地の環境によってどの方法が一番売りやすいかも変わっていきますので、土地周りの調査や不動産会社と相談する等で最適な売却方法を選びましょう。
弊社、空き家レスキュー119番では売却を含む様々な空き家活用についてのご相談を受け付けております。
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